無料で50G使えるのオンラインストレージ「MEGA」を使ってみたよ。使用感レビュー。
「Megaupload」。
一度は聞いたことの有る,もしくは大変お世話になった人も多いのではないか?
当時のMegauploadはセキュリティ面で,少し心配な部分もあり,何よりも,創設者が著作権侵害の罪で,逮捕されちゃったりして,なんかデンジャラスなイメージが強かった。
その後,条件付きで保釈された,キム・ドットコムが,懲りずに新たに始めたのが,この「MEGA」だ。
このサービスを利用する場合,まずユーザー登録をする必要がある。
「MEGA」
実際にサイトにアクセスすると,PCとモバイルでは,表示が異なる。
PCの場合,最初に目につく「M」のアイコンを押したくなるが,まずは「アカウント作成」をクリックしアカウントを作る。
名前,メールアドレス,パスワード,規約にチェック。アカウント作成ボタンでアカウントは作れる。
モバイルの場合は,最初にアプリをダウンロードし,起動すると,アカウントを作るためのリンクがあるので,そこから入り,情報を入力するやり方は同じだ。
投稿時では,まだiPad版のアプリは存在していない。
アカウントを作ると,認証用のメールが届くので,認証用のURLをクリックすると正式にアカウントが作成される。
ノラ猫。の場合は,送られてきたメール(英語)のリンクをタップしても無反応だった。
メールのメッセージを読むと,「反応しない場合は,URLをコピーしてブラウザに貼り付けてね。」とあるので,手動で貼り付けて認証を通した。
PC,モバイル共に,アップロード,ダウンロードの速度は,意外と早い。
50Gのストレージだが,バックアップ用としても,メインのストレージとしても活躍しそうだ。
しかし,この一連のサービスは,ベータ版の印象がまだ強い。(2013年12月の投稿時)
例えば,この「MEGA」は,Dropboxなどのように,PCとクラウドを自動的に同期させる機能はまだない。
しかし,近々,そういった機能も実装されるようだ。
この「MEGA」は暗号化と復号化をブラウザ上で行う。(推奨はGoogle Chromeとのこと)。
つまり,復号化のキーは,ユーザーが持つことになるので,仮にデータをアップロード中に抜かれたとしても,機密は守られることになるのだろう。
今の段階では,アップロードしたファイルを見るためには,いちいちダウンロードしなくてはならない。
しかし,シンク機能が実装されれば,より実用的なクラウドとして使うことができるだろう。
そうなった時,50Gの要領は,ライバルにとって脅威になるかもしれない。
結果,他社のサービスも大容量化に拍車がかかれば,ユーザー側にとっては嬉しい限りだ。
データを端末に保存する必要は本当に無くなるのかもしれない。