モバイル版Chrome。データ圧縮の効果はどれほど?
以前の記事で紹介したモバイル版Chromeのデータ圧縮機能。
モバイル版Chrome,「データ圧縮と帯域幅管理機能を搭載」らしいけど出来ないぞ?! - ノラ猫。の手も借りたい
一斉にこの機能がリリースされるのではなく,順次適応されてきたので,最近利用できるようになった方々も多いかもしれない。
さて,気になる効果の程はいかほどなのだろうか?
WiFiのみでの使用のiPad miniと,WiFi利用と4G(所によっては3G)利用の併用のiPhoneでのデータ圧縮の差を比べてみた。
パーセンテージの部分をみると,iPhoneの方が,データ圧縮のパーセンテージが高い事がわかる。
これは確実に,4G(3G)利用の場合の方が,効果を実感出来る事の証明になるかもしれない。
受け取るデータをGoogleのサーバーで圧縮したものを受け取る事になる,このシステム。
結果的に,パケットの節約に繋がり,受け取るデータが少ないことから「軽さ」を実現させている。
モバイル回線を積極的に使用する場合,「モバイル版Chrome」は最強のチョイスになるのではなかろうか?
しかし,良い事ばかりではない。約1ヶ月使用してみたが,時々,「ホワイトアウト?」のようにページが何も表示されず,真っ白になることが幾度かあった。
圧縮に失敗したのか,単なるGoogleサーバーからのアクセスが詰まっているのか不明だが,こういった時は再読み込みをすれば正常に表示される。
幾らか不安定な部分が観察されるが,メインとして使用するブラウザとしてオススメできるアプリだ。
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料