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iPadのソフトウェアキーボードの打ち難さに朗報?!

 

 

iPadのサイズになると,ソフトウェアキーボードで入力する機会も増えるもの。

しかし,物理キーボードにかなうわけもなく,所詮「その場しのぎ」的な使い方になってしまう。

 

ソフトウェアキーボードを使用するときにディスプレイに貼り付けるガジェットもあったりするが,なんかスマートじゃなくなってしまうしなぁ。

 

 

そんなソフトウェアキーボードユーザーに朗報!

既存のディスプレイから,専用のディスプレイに交換することにより,「浮き出る」キーボードを実現するという!

以下,参照記事からの解説。

この技術は既存のカバーガラスを置き換えることで実現する。Tactusのパネルは3層で構成されており、ディスプレイに最も近いパネルはフラットで硬いパネル、2層目はマイクロ流体が流れる経路および穴が開いた硬いパネル、最上層はエラスティックポリマー(弾性のあるポリマー)となっている。

 

2層目の経路に溝が掘られるため、反射率の違いでそのままだと溝が見えてしまうが、マイクロ流体自体の反射率がこの2層目と同じため溝が見えなくなる仕組みだ。光の透過率は一般的なガラスと同様93%を確保している。

 

ボタンのような突起が欲しい時は、ポンプを作動させて、穴と経路を通してマイクロ流体を2層目と最上層の間に送り込む。これによって平らだった画面にボタンのような突起を付けられるわけだ。これにより、最大で約2mm程度のキーストローク感触が得られる。

 

3層構造となっているものの、厚みは0.7mmで、多くの7~10型タブレットで使われているCorningのゴリラガラスと同等だという。よってポンプを設置するスペース(2×2×5mm程度)と回路さえあれば、ほぼそのまま既存のデバイスに置き換えられる。

引用元: Tactus、タッチパネルにボタンを浮き上がらせる技術を解説 - PC Watch.

 

 

参照先には実際にボタンが浮き出る状態を映像で確認できる。

まさに,「ニョッキ!」ってな感じで浮き出るのが分かる。

 

 

これなら,ガラケー並に「ブラインドタッチ」も可能かもしれない。

でも,iPadでこれをやろうとしたら,結果的に,Appleの正規ルートでの修理は受けられなくなるんだろうなぁ。