iOSとMac間のファイルのやりとりを可能にする「DeskConnect」

iPhoneやiPadでキャプチャーした画像などをブログに載せたいとき，Flickrなどを使ってリンクする方法もあるが，単純にPCに画像を送ってしまいたいことがある。

MacとiOS間の場合，「AirDrop」が使えそうなイメージがあるが，OSXとiOS間のファイル転送は残念ながら出来ない。

そこで，役に立つのが，今回紹介する「DeskConnect」だ。

このアプリを使用すれば，AirDropのようにWiFiに接続しているMacとiOSを実に簡単にファイル転送する事ができる。

セットアップの方法と使い方を解説しよう。

Macのセットアップ

まず，以下のリンクからアプリをMacにインストールする。

DeskConnect

カテゴリ: 仕事効率化

価格: 無料

インストールをし，最初にMac上で最初にアプリを起動すると，まずユーザー登録をしなくてはならない。

必要事項を入力したら「Next」をクリックして先に進む。

＃ユーザー登録をすると，iOS側のセットアップを促される。

その時，iTunes Storeかメールでのリンクかを選ぶような画面が出るが，その時は，「Done」ボタンでその画面を閉じてしまおう。

セットアップが無事完了すると，アイコンが表示されるようになる。

iOS側の設定

今回はiPad miniで解説するが，基本的にはiPhoneでも同様の作業。

まず，以下のリンクからiOS用のアプリを入手する。

DeskConnect

カテゴリ: 仕事効率化

価格: 無料

ダウンロードが完了し，初回に起動すると，数ページの案内の後に，ログイン画面が登場する。

Macで登録したユーザー名とパスワードを入力し，「log in」をタップ。

すると，転送するジャンルを選ぶ画面となる。

iOSからMacへの転送

ここまでの設定が終われば，転送するジャンルを選べる画面となる。

今回は，iPad miniに保存している画像をMacに転送したいので，「Send Photo」をタップする。

これで，転送したい画像をタップすれば，即座にMac側に転送される。

＃転送といっても，元ファイルが消えてしまうわけではない。

受け取った側のMacでは，アラートが表示され，アイコンをクリックすると，転送されたファイルを確認する事ができる。

ローカルに保存したい場合は，保存したいファイル名をクリックし，「書き出し」ボタンから「Seve」を選択すればMacのローカルに保存する事ができる。

転送したファイルの履歴を消したい場合は，キーボードの「option」を押しながら，消したいファイルをクリックすれば消すことができる。

MacからiOSへの転送

操作は，とても簡単。

転送したいファイルを，「DeskConnect」のアイコンにドロップするだけ。

するとiPad miniがわでは，転送だたファイルが表示される。

アプリ上に保存されるのは30日間だけ

単純に閲覧だけが目的なら，保存する必要は無いかもしれないが，PC，iOS共に，ローカルに保存しなければ，30日後にそのファイルが削除されてしまうので，その点は覚えておきたい。

今までは，iOSとMac間のファイルの受け渡しは，もっぱらメールで行っていた。

でも，このアプリはとても便利だ。

本当に，簡単に転送できる。

しかも，相手側の端末がスリープしていた場合，アラートがなって転送が完了した事を知らせてくれる。

可能な環境なら，複数のユーザーがファイルを転送しあいたい場合にも，便利かもしれない。