「true tears[トゥルーティアーズ]」にはまってしまったノラ猫。

久しぶりのアニメの話。

基本，記事にしようと思うアニメは，何かしら突っ込みどろころがある時。

今回のアニメも色々とはまりつつ，一気に全話観てしまい，結局，元凶はあいつじゃね？と思った次第。

以下，多分にネタバレがあるのでご注意を！

青春あんちゃん,ねえちゃんの恋愛アニメ

内容は，簡単に言うと，韓流ドラマ的な青春あんちゃんねえちゃんの恋愛アニメ。

タイトルにあるように，涙に関連したお話しで，泣けなくなっちゃった，ちょっと変わった少女と，色々勘違いしちゃったバスケ少女と，蓋を開けてみたら，みんなお前のこと好きだったんじゃんっていう，ウラヤマけしからんな主人公青年の，ドロドロ恋愛劇。

最初，ちょっと変わった少女（のえちゃん）に，振り回されつつも引き込まれているノラ猫。に気づく。

それと平行して，バスケ少女のキャラ設定が色々安定していないことに少々がっかり。

さて，この話は，兄妹の愛（シスコン）と葛藤に関しても裏のテーマとなっている。

まあ，のえちゃんとその兄に関しては，別にどうでも良いが，ウラヤマけしからん主人公青年と，バスケ少女との，「兄妹」だという勘違いが，この物語を，複雑にしつつ，面白くさせている。

結果的に，余計な（？）遠回りをさせられたり，沢山の心の涙を経験することになるわけだが，その元凶って，実は主人公の母ちゃんじゃない？！

あのおばはんが，変なコト言わなければ，色々，複雑にならなかったと思うのであった。

まあ，このおばはんのお陰で，「アニメ」的に成り立ったわけだけどもね。

しかし，最後には，誰の幸せを自分（ノラ猫。）は願っているのか，真剣に悩んでしまった。

気づくと，不思議キャラちゃんののえちゃんに引き込まれていた。

一つ残念だったのが，先が読めてしまった主人公の一言。

「夕飯食べに行く」っていう一コマ。

この一言がなかったら，もっと先が読めずに引き込まれたと思う。

あの段階で，こちら側（ノラ猫。側）は，「もしかしたら，のえちゃんにもまだ希望があるのでは？！」的に希望を持ってるような展開でもあった。

ちょっと残念。

全体的に，オススメできるアニメだと思う。

切なくなりたい大人にオススメ。