iPadでもWindowsが使いたいよぉ。リモートアプリの組み合わせで擬似Windowsタブレットを構築
「いいなぁ。」
木の影からこっそり...。
無いものは無性に羨ましくなるノラ猫。
明子姉ちゃんのごとく,木陰で苦渋を飲むのである。
#星明子姉ちゃんは,飛雄馬が羨ましかったわけではない。
iPadでは,IE向けサイトを綺麗に動かす事が出来ないと聞くと,猛烈に動かしたくなる。
#JavaScript関連のページだと特に。
巷には,比較的安価がWindowsタブレットが出てきた中で,何故あえてiPadでWindowsを動かすのか?
「何故なら,Appleが好きだから!(泣)」
と100回告白しているわけではなく,トラックに引かれそうになっているわけでもないが,
「これは一種のロマンだ!iPadでWindowsを動かすことは!!」。
とApple崇拝者のノラ猫。が,本末転倒的な夢を見るのであった。
それで,どうにか,iPadでWindowsを動かせないかと,色々模索した所,一つの到達点に行き着いた。
「うむ。Windowsをリモートで動かせば良くないかい?」
おおぅ!これなら,色々アプリがあるぞ!ってことで,今日は,iPadでWindowsを動かそうっていうお話し。
WindowsをiPadで動かす準備
行き着きたい所。
それは,やっぱり(?)Windowsなんだからキーボードとマウスで操作したい。
まず,Windowsをリモートで動かすために,iPadとWindowsに専用アプリをインストールする。
今回は,数あるリモートアプリの中から,無料で使えて,快適なアプリを選んでみた。
TeamViewer
価格: 0円
posted with sticky on 2014.3.21
#インストールの仕方や,設定方法に関しては今回は割愛。
これで,まず,Windows機をiPadで操作する土台は出来上がった。
Windowsなんだからマウスとキーボードも必用よね?
さて,次にキーボードとマウスかぁ。
この「TeamViewer」には,外付けのマウスやキーボードを認識させる機能は付いていない。
そこで,今回取り入れたのが,「remoteMouse」。
YANG TIAN JIAO
価格: 0円
posted with sticky on 2014.3.21
このアプリを使えば,Windows機をWiFi上でマウス操作出来るようになる。
ここでポイントになるのが,このアプリをiPadには入れないで,iPhoneに入れるということ。
つまり,iPhoneをマウス代わりにしてしまうのだ。
次に,キーボードだが,ここで用意するのが,Bluetoothキーボード。
このキーボードは,やはりiPadに接続するのではなく,iPhoneに接続する。
そうすると,「remoteMouse」内で,キーボードのキー入力が認識され,WiFi接続されたWindows機に文字が入力されると言う仕組み。
結果発表!
どうざんしょ。
並べてみると,全てが,コードレスな環境で擬似Windowsタブレット化しているのがお分かりいただけないだろうか?
今回キーボードに使用しているのは,以前の記事でも紹介したエレコムのTK-FBP019。
エレコムの折りたたみキーボード(TK-FBP019)レビュー - ノラ猫。の手も借りたい
各操作のレスポンスも思いのほかクイックで,ストレス無く操作できる。
唯一,キーボード入力に慣れが必用かもしれない。
漢字変換は,Windows機で行わず,一端,「remoteMouse」内で行うので,変換に少し戸惑う。
漢字変換に移行するには,スペースキーを2度押ししなくては変換してくれないなど,操作性に多少難があるが,慣れてしまえば,サクサク入力出来た。
これで,Windows専用アプリをiPadで動かしたい時や,Windows機がある冷えきった部屋に入らずに,リビングであれこれしたいなんていう,コダワリ派(?)の方々に,擬似Windowsタブレットを実現出来るに違いない!