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EPUBファイルだってバリバリ注釈を書き込もう!「MarginNote」と「iBooks」

 

以前の記事で,GoodReaderやNoteAnytimeはPDFファイルなどに,線や注釈などを書き込める事をご紹介した。

Good ReaderもNote Anytimeも無料版があるけど有料版と何が違うの? - ノラ猫。の手も借りたい

 

しかし,こうしたアプリでも対応していないファイル形式がある。

その一つが「EPUB」と言うファイル形式。

 

 

EPUBってなんぞや?

イーパブ??

聞いたこと無いや。と思う方もおられるだろうか。

電子書籍って言ったらPDFでしょ。と思うかもしれないが,国際的に言うと実はこの「EPUB」形式がスタンダードだったりする。

以下,Wikipediaの解説。

EPUB(イーパブ)は、電子書籍の規格の1つである。米国の電子書籍の標準化団体の1つである国際電子出版フォーラム (International Digital Publishing Forum, IDPF) が普及促進している公開された仕様の電子書籍用ファイル・フォーマット規格である。「EPUB」は"Electronic PUBlication"の意味を持ち「epub」「ePub」などと表記される場合もある。そのオープン性と単純さから、対応する電子書籍のハードウェアやアプリケーションソフトウェアは多く、電子書籍用ファイルの標準規格となっている。

引用元: EPUB - Wikipedia.

 

 

iBooksでも読み込めるEPUB

実は,iBooksでもこのEPUB形式のファイルは読み込む事ができる。

 

iBooks App

 

カテゴリ: ブック

 

価格: 無料

 

この,EPUB形式のファイル,実にマーカー(線)を書き込みやすい。

基本的に,テキストのラインを引きたい部分を範囲指定し「ハイライト」を押してやれば,その部分にラインマーカーが引かれる。

 

 

 

EPUBにラインや注釈を書き込む場合,iBooksの「メモ」を使って書き込んでゆく。

本当に簡単だ。

 

 

しかし,iBooksだけだと,イマイチ機能不足に感じる事がある。

それで,もう一つのEPUB形式ファイルへの書き込みに特化したアプリ,「MarginNote」のご紹介。

 

 

MarginNoteは多機能!

MarginNote Reader - PDFファイル、EPUBは上のメモを取る & マインドマップにまとめ & Evernoteに同期 App

 

カテゴリ: 仕事効率化

 

価格: 無料

 

こちらのアプリも,ラインの引き方は,iBooksと変わらない。

引きたいテキストを範囲してして,「Highight」をタップすれば,ラインが引かれる。

 

 

 

メモを入力したい場合は,「Comment」を押して,タイトルを入力後,テキストや手書き文字,写真,音声メモなどを貼り付ける事ができる。

#ここまでの機能はiBooksにはない。

 

 

 

ちなみに,書き込んだEPUBファイルをPDF化するためには,有料版にアップグレードする必要がある。

 

 

 

もし,EPUB形式のファイルに書き込みが必要なら,iBooksや,今回紹介する「MarginNote」などを利用してみるのはいかがだろうか?

このEPUB形式の大きな特徴は,紹介したとおり,音声ファイルや画像ファイル,場合によっては映像ファイルを手軽に貼り付けることができる事にあると思う。

 

メモの内容が充実すること間違いなしだ。

是非,試してみて欲しい。