Macが遅くなってきた時に見直すべき4つのチェックポイント(Mavericks版)
Windows程ではないものの,Macも使い続ける内に,遅くなってくるもの。
いくら高速のCPUを積んでいても,パフォーマンスが低下する事はいつかやってくるもの。
そんな時,Macの設定や調整で,改善出来るかもしれない。
以下,パフォーマンスが低下している時に,見直す所をまとめてみた。
チェック1:HDDとメモリーの使用状況を確認する
もしHDDがのこり10パーセント以下になっているなら,まず,容量の確保を考えてみる。
次に見るべき所は,メモリーの使用量。
#OS X Mavericksから多少表示形式が変化している。
確認するためには,「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「アクティビティモニタ」をクリックし,「メモリ」タブを選択。
この部分の「スワップ使用領域」が表示のように,「0」ではないなら,メモリ容量不足が考えられる。
もし,右側の「メモリプレッシャー」のグラフが,「赤」かったり,「緑」の面積が全体を覆っていたりするなら,メモリ不足が「遅さ」の原因と考えて良い。
メモリ不足なら,メモリを増設するか,メモリークリーナーのようなメモリ領域を確保するアプリで解決するか確認してみよう。
チェック2:ディスクのアクセス権の修復
もし,HDDにもメモリにも問題ない場合,次に考えられるのは,ディスクのアクセス権の破損。
OS Xは状況によってアプリケーションに関連付けられたユーザーのアクセス権が破損してしまうことがある。
こうなると,Macの挙動は著しく不安定になり,遅くなってしまう。
そんな時は,ディスクのアクセス権の修復を試してみよう。
「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」をクリック。
使用している,HDDを選択した状態で,「ディスクのアクセス権を修復」をクリックする。
チェック3:スタートアップを減らしてみる
スタートアップの数を減らすと,メモリーにかかる負担を減らすことが出来るかもしれない。
不要なスタートアップは,この機会に無効化してみよう。
「システム環境設定」→「ユーザーとグループ」をクリック。
「ログイン項目」を選択し,不要なアプリケーションを「ー」ボタンから削除する。
後から,追加したい場合は「+」をクリックすれば,アプリケーションを選択することができる。
チェック4:PRAMをリセットしてみる
PRAMはシステムの設定を保存している所なので,何かの原因で,挙動が不安定になっている場合,リセットする事により改善する可能性がある。
やり方は以下の通り。
- まずMac をシステム終了。
- キーボードで次のキーの位置を確認:Option キー、Command(⌘)キー、P キー、R キー。#手順 4 では、このキーを同時に押し続ける必要あり。
- Mac の電源を入れる。
- Option + Command + P + R キーをすぐに押したままにする。
#グレイの画面が表示される前に、このキーの組み合わせを押す必要あり。
Mac が再起動し、起動音が 2 回鳴るまでこれらのキーを押したままにする。 - キーを放して通常起動するまで待ってば終了。
リカバリしてみるとあっさり解決ってことも
単純にリカバリしてみるのが最善な場合もあったり。
昔のWindows98とか,週一でリカバリしている知人がいたっけかなぁ。
その時代から比べると,OSの安定度は飛躍的に向上したことになるなぁ。
もし,ご自分のMacの挙動が遅くなってきたり,不安定なら,上から順番に確認してみると良いかもしれない。
あくまでも,自己責任でお試しあれ。